お家を彩る「表札」

看板豆知識

少し前まで、家の表札はあって当たり前でした。しかし最近では、プライバシー保護や防犯対策のために表札を出さない家が増えてきているようです。

表札を出さないことは本当に防犯につながるのでしょうか。現代の生活様式から、表札の必要性についてまとめました。

表札について

表札とは、家の玄関や門に居住者の姓名を掲げる札のことです。配達の際の目印として普及したといわれています。海外ではプライバシーの観点から表札を出すという文化はなく、日本特有の風習だそうです。

現代ではマンションやアパートも増え、部屋番号があれば郵便物は届くため、表札がないと郵便物が誤配されるという心配は少なくなってきました。

むしろ最近では、郵便物の心配よりも表札を出すことによって犯罪に巻き込まれるのではという不安を感じている人の方が多いかもしれません。

しかし、表札を出すことは非常に大事になってきます。そこで、表札を出すメリットを紹介していきます。

表札を出すメリット

01.表札は家の顔になる

表札はその家の顔となり、そこに誰が住んでいるのかを周知することで郵便物を配達する際やお客様を呼んだ際の目印となり、訪問者を迷わせないようにするおもてなしの一環でもあります。

02.良好なコミュニケーションのきっかけになる

表札は地域のコミュニティにも役立っています。

特に引っ越して間もない時期は、表札によって名前を覚えてもらいやすくなるため、近隣住民とのコミュニケーションを円滑に運ぶきっかけになるでしょう。

逆に表札が出ていないと、周囲の人たちは近所付き合いをあまりしたくないのかなど、不安に感じてしまう可能性もあります。

03.災害時の援護が受けやすくなる

表札によって周知しておくと、万が一の災害時にも自分の存在を認識してもらえ、救護を受けやすくなります。「名前が分からないから声がかけられない」などの理由で災害時の救護が遅れる恐れもあるため表札はかなり重要となってきます。

04.外観のこだわりポイントとして楽しめる

表札はその家の外観をがらりと変えてしまう力があります。

シンプルなものや派手なもの、デザイン性のあるものなど、自分の好みに合ったものを表示することで家にさらに愛着がわくことでしょう。

まとめ

最近では、見ず知らずの人に名前を知られたくないと感じる人も多いようで、表札を出さない人が多くなってきています。もちろん、表札を出さないことでトラブルを回避する可能性もありますが、必ずしも安心とはいえません。

氏名を調べる手間があることでトラブルを防止する手段にはなりますが、表札を出さないからといって防犯対策が万全になるわけではないのです。

この記事にあるように、表札を出すメリットはたくさんあります。最近では、デザイン性のある表札もかなり増えてきています。この機会に少しオシャレな表札でお家を飾ってみませんか?

当社では表札のデザイン、製作、施工まで一貫して承っております。少しでも興味のある方はぜひ一度ご相談ください。

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