ロゴ＆マーク

看板豆知識

2021.03.25 2021.02.17

企業やブランド、商品が持つイメージやメッセージをひとつの形に集約して唯一無二のデザインに仕上げたものをロゴ＆マークといいます。
目まぐるしく変化する時代の中、ロゴ＆マークのあり方も企業やブランドがさらに輝くために社会環境に適応していく必要があります。

ここでは、企業やブランドのアイデンティティを伝えるツールとして必要不可欠なロゴ＆マークの基礎知識やご依頼いただいてから完成するまでのプロセスを紹介します。

ロゴ＆マークの定義

ロゴ＆マークという言葉は和製英語で、正確には「ロゴタイプ＆シンボルマーク」の省略形です。
ロゴタイプとシンボルマークを組み合わせたもので、基本形をもとに、利用範囲に応じてアレンジバージョンを構築していきます。

●シンボルマーク
企業やブランドを象徴する図案。大きく分けて、図形や企業理念などを表す抽象的図案と企業のイニシャルやネーミングの由来などを表す具象的図案があります。
●ロゴタイプ
企業名、ブランド名、商品名などを文字によって表現したものです。文字は既存書体だけでなくオリジナルの書体を使用する場合もあります。また、既存書体をベースとして、文字列の組み合わせによってアレンジするケースもあります。

いくつかのバリエーションも必要で、基本形が正方形の場合は横に長いバージョンも考えたり、背景や媒体の特性によって色味のバリエーションも必要になってきます。また、日本語のロゴ＆マークの場合は縦書きバージョンも考えなくてはなりません。

シンボルロゴというものもあります。
世の中には数えきれないほどのマークが氾濫しているので、新しくシンボルマークを開発しても他社と差別化することが困難になってきているのが現状です。
そこで近年では、象徴的なロゴタイプをシンボルマークとして使用するケースが増えてきています。これがシンボルロゴというものです。